某中古釣具店で、激安のほぼ新品を見つけ即買い。
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アブガルシア(Abu Garcia)
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スペック:
- 自重(g):185
- ギア比:6.2:1
- 最大ドラグ力:5.2
- 最大ライン巻き取り長(cm/ハンドル1回転):87
- ボール/ローラーベアリング:11+1
- ラインキャパシティ(m) ナイロン・フロロ / PE:0.205(6lb) 100m / PE 0.8 150m
この機種はハンドルが逆転するという不具合が多く、
この商品も同様の現象が発生するということで激安だったみたい。
まあ掃除して治ればラッキー、
ワンウェイ・クラッチ(パーツ代3,000円)を交換したとしても、通常の中古品よりお得
ということで、さっそく掃除をしてみます。
まずは、ドラグとスプールを取り外します。
次にローターを取り外します。
3本のネジを外して、ベアリングカバーを取り外します。
ベアリング 2個を抜き出すと、次に今回の目標 ワンウェイクラッチが出てきます。
反対から見たところ
プラスチックカバーを持ち上げると、さらに分解できます。
下にトレー等を用意して分解してください。ローターはすぐ外れ落ちます。
中から、ローターが見えてきました。
見た目ではローターの変形や破損は確認できませんでした。
しかしグリスでベトベトです。
たぶんこの粘着力のせいで、高速回転時にロータが外側にくっついたままになり、
逆転を引き起こしていたのだと思います。
格安で油脂除去の洗浄をすますため、百均のライターオイルとラムネのプラスチックケースを使います。
後でオイルの処理が面倒なので、パーツがつかる量で充分です。
また、結構匂いがしますので、屋外でやることをお勧めします。
パーツに傷がつかないよう、軽く数回振って終わりです。
もともと未使用に近い製品なので汚れは出てきません。
また、ボールベアリングも切れないので、洗浄は見送ります。
ティッシュで軽くふき取って、組み立て開始です。
慎重に一つ一つローターを戻していきます。
!!!注意!!!
この写真は、クラッチケースが上下逆に組み立ています。
この時点では気が付きませんでした。。
最終的に、下記のようにカーブしている方に、
プラスチックカバーが装着できれば正解です。
ワンウェイクラッチを本体 → ベアリング → ベアリングと戻していきます。
迷ったら適当に装着せず、パーツリストの分解図で確認しましょう
ローター、スプールとドラグを戻して完成です。
早速、確認。。。。。。。
3分程度回し続けましたが、逆回転の再発はなし。
素晴らしい!!
少しハンドルが重くなった気がするので、
ロータのシャフト部分にオイルを数滴、、ハンドルの回転も軽くなりました。
修復後、2時間だけ使いましたが、一度も逆回転は発生することはありませんでした。
今回は良い買い物でした。
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価格:691円 |
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以上