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【宇宙航空研究開発機構】 「二酸化炭素」、「メタン」、「一酸化炭素」を同時に計測できる世界初の人工衛星 約9年ぶりにいぶきの後継機「いぶき2号」10月29日に打ち上げ成功

宇宙航空研究開発機構

「二酸化炭素」、「メタン」、「一酸化炭素」を同時に計測できる世界初の人工衛星 約9年ぶりにいぶきの後継機「いぶき2号」10月29日に打ち上げ成功

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、 10月29日(月)に種子島宇宙センターから温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」 (GOSAT-2)のを搭載したH-IIAロケット40号機の打ち上げに成功いたしました。

今回の打ち上げにより、温室効果ガスの排出状況を知ることで、自分たちの生活を振り返り、一人一人に温暖化対策へ向けた行動を促し、未来(子供や孫など)に健全な地球を残す一助になることが期待されます。

▽youtube動画

環境省・国立環境研究所と共同で進めている“国を挙げてのプロジェクト”
「いぶき2号」プロジェクトは、2009年に打上げられた「いぶき」に続く、宇宙航空研究開発機構(JAXA)・環境省・国立環境研究所(NIES)の3者が共同プロジェクトです。JAXAが衛星の開発と運用を、国立環境研究所がデータの解析を、環境省が行政利用を担当しております。
パリ協定により温室効果ガスの排出量の報告をすることが国の義務として制定されました。衛星観測により、各国の排出量や削減取組みを透明性の高い方法で検証することで、パリ協定の目標実現に貢献することを目指したプロジェクトです。

世界各国で温室効果ガスを観測する人工衛星の開発・打上げが続いていますが、「いぶき2号」は「二酸化炭素」、「メタン」、「一酸化炭素」を同時に計測できる世界初の人工衛星です。
二酸化炭素は自然由来のものと、人の社会活動に由来するもの(人為起源)があります。温暖化対策では後者の把握が重要です。化石燃料などの燃焼時に二酸化炭素と共に一酸化炭素が発生し、両者には相関があるので、両方のガスを同時に観測することで、人為起源の二酸化炭素量を推計することに挑戦します。

JAXAのこれまでの取り組み
「いぶき2号」のプロジェクトチームが「CO2などの温室効果化ガスを宇宙から測定する観測衛星である『いぶき』の重要な役割を多くの人に理解してもらい、地球温暖化を身近な問題として感じて欲しい」という課題に対し、東京表参道に一日限定のレストランをオープンしました。
「地球温暖化がこのまま進んでしまった未来で私たちが食べるかもしれない料理」絶滅が心配される生き物、取れなくなる作物、またその逆に豊かになる食材。温暖化を身近な問題として考え、行動するためのきっかけになることを願い、まだ世界のどこにもない、未来の“いぶき”を感じるスペシャルメニューが1日限定で提供されました。


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