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【株式会社KADOKAWA】 「読書メーターおすすめランキング」第1位の芦沢央『僕の神さま』が口コミで重版!




「読書メーターおすすめランキング」第1位の芦沢央『僕の神さま』が口コミで重版!

ミステリ界のフロントランナー・芦沢央が著作で語る!『僕の神さま』刊行記念トークイベントレポートも公開

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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)が8月19日(水)に発売いたしました、芦沢央さんの最新小説『僕の神さま』が、「読書メーター」(https://bookmeter.com/)が配信するメールマガジン「週間おすすめランキング」に続き、「月間おすすめランキング」(集計期間:2020年9月)でも第1位を獲得いたしました。WEBメディア「ほんのひきだし」では、ユーザーの皆さまの感想も公開されております。
また、本作は口コミで評判が広がり、このたび重版も決定いたしました。






そんな注目のミステリ作家・芦沢央さんの新刊『僕の神さま』の刊行を記念し、先日、初のオンライントークイベントを開催しました。聞き手は、デビュー時から芦沢さんに取材を重ねてこられたライターの瀧井朝世さん。当日はたくさんの作家仲間の方がご参加くださったほか、読者の方がチャットを通してリアルタイムで熱烈な反応を届けてくださり、非常に大盛況のイベントとなりました。文芸WEBマガジン「カドブン」( https://kadobun.jp/ )では、イベントレポートを公開中です。ここでは対談記事の一部をご紹介いたします。


【カドブンにて公開中】
ミステリ界のフロントランナー・芦沢央が著作で語る!
『僕の神さま』刊行記念トークイベントレポート
https://kadobun.jp/feature/readings/cn2kvooiwz4s.html





構成・文:タカザワケンジ

小学生ホームズ“水谷くん”

瀧井朝世(以下、瀧井) 『僕の神さま』は小学校五年生の男の子の1年間を描いた作品です。「僕」と同じクラスにみんなが神様とあがめるすごく頭のいい男の子、水谷くんがいます。水谷くんが探偵役となり、いろんな事件を解いていくのですが、途中から意外な展開になり、読み終えてみると意外とほろ苦さが残る作品です。執筆のきっかけはどこにあったんでしょうか?

芦沢 央(以下、芦沢) もともと「小説推理」から2,000字の掌編小説を書いてほしいという依頼があって、「水谷くんに解けない謎」という話を書いたんです。それがきっかけで水谷くんという探偵役のキャラクターが生まれました。そこで水谷くんを気に入ってしまい、もっと水谷くんの話を書きたいぞ、と二話目を書き、三話目に続き、という流れでした。

瀧井 「僕」は最初からいたんですか?

芦沢 いたんですが、微妙に設定が違います。だから『僕の神さま』には収録していないんです。

瀧井 水谷くんは同じキャラクターなんですね。

芦沢 水谷くんがあがめられる存在だというニュアンスは最初はあまりなくて、普通に小学生探偵もので考えていました。ですが、第二話のラストで思いも寄らぬ展開になった。それでしばらく書けなかったんですけど、行き詰まっていたところに「怪と幽」という雑誌の「こわ〜い本 ぼくらはお化けと育った」( https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000644/ )という特集で短篇を依頼され、子供がテーマだったので水谷くんで書けるなと。それが第四話になったんですが、そのアイディアを思いついた時に、全体のテーマが見えました。書いた順番としては、春、夏。次に冬、エピローグを書いてから、最後に秋を書いたんです。

瀧井 四季の話にするというのは最初から?

芦沢 夏(第二話)を書いた時点で、これは春夏秋冬ってしたいな、と。小学生が登場人物で小学校が舞台。学年で区切って終わらせたいというのもありましたし。

瀧井 ミステリを書く時に、重要なのはトリック、動機、舞台設定……いろいろだと思うんですが、『僕の神さま』はどうだったんですか。

芦沢 この本はとくにいろいろかもしれないですね。第一話の「春の作り方」は桜についてのあるアイディアがもともとあってそこから。第二話の「夏の『自由』研究」は動機ありき。依存症から抜け出すには、というところから考えて、最初は大人の話で書こうと思っていたんです。でも、子供の視点で書いたほうが面白いんじゃないかと思って。

第四話の「冬に真実は伝えない」は呪いの本がカギですね。学校の図書室でランダムに選んだ本に呪いらしき言葉が書かれてる。どうすればありえるかな、というところから。オーソドックスな謎解きもので、不可解な出来事なんだけど、一つずつロジックを積み上げていけば犯人が絞り込める。ただ、掲載誌のジャンルがホラーなので、ちょっとおかしいことが起こる。だから第四話だけを読むとホラーなんです。でも、『僕の神さま』の中では別の意味になるように、と考えました。

瀧井 最後にお書きになった第三話は「作戦会議は秋の秘密」。運動会の騎馬戦の話ですね。

芦沢 騎馬戦の必勝法を調べたりしました。秋は一番最後なので、ほかの話とは違う、動きのあるものにしたいというところから考えました。それで秋のイベント、運動会にしよう。合間合間に、夏の後に何があったかを書いていこうと。本作は本当にいろいろでしたね。


対談全文は、文芸WEBマガジン「カドブン」にて、お楽しみください!
https://kadobun.jp/feature/readings/cn2kvooiwz4s.html


「読書メーターおすすめランキング」第1位!『僕の神さま』(KADOKAWA)好評発売中


知ってる? 川上さんって、お父さんに殺されたらしいよ……




「神さまに決めてもらおう」
僕たちは何か問題が起きると、同級生の水谷くんに相談する。みんなから頼りにされる名探偵。彼が出す答えに決して間違いはない。だって水谷くんは「神さま」だから。夏休み直前、僕と水谷くんは同じクラスの川上さんからある相談を受ける、それは……。小学生の日常で起きた「悲劇」が胸をえぐる、残酷で切ない連作ミステリー。
少女のため、2人の小学生が取った行動とは--

第一話 春の作り方
第二話 夏の「自由」研究
第三話 作戦会議は秋の秘密
第四話  冬に真実は伝えない
エピローグ  春休みの答え合わせ

【書誌情報】
『僕の神さま』
著者:芦沢 央
発売:2020年8月19日(水)※電子書籍同日配信
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
装丁:大原由衣
装画:カワタアキナ
頁数:248頁
体裁:四六判並製
発行:株式会社KADOKAWA
ISBN:978-4-04-109778-6
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000165/




『僕の神さま』著者・芦沢央とは?


【著者略歴】芦沢 央 (あしざわ よう)
1984年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。17年『許されようとは思いません』が第38回吉川英治文学新人賞の、19年『火のないところに煙は』が本屋大賞、第32回山本周五郎賞の候補になった。他の著書に『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『雨利終活写真館』『貘の耳たぶ』『バック・ステージ』『カインは言わなかった』『汚れた手をそこで拭かない』がある。
Twitter:@ashizawayou
https://twitter.com/ashizawayou


文芸WEBマガジン「カドブン」( https://kadobun.jp/ )では、その他にも『僕の神さま』特集ページを公開中です!






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(評者:内田 剛 / ブックジャーナリスト)
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